平成26年3月25日から同年3月31日にかけて、宮城県議会所属の議員によりニュージーランドへの海外視察が実施され、視察費用として合計360万円の公金が支出された件に関する住民訴訟について、仙台高等裁判所での審理が終結しました。
仙台地方裁判所の判決は、議員に支出された公金のうち、7万3487円(合計29万3948円)が違法であるとし、これを返還請求すべきとしました。
仙台高等裁判所の判決は、平成29年10月26日(木)午後1時15分(402号法廷)からとなりました。
仙台高等裁判所が今回の海外視察にどのような判断を下すのか、注目されるところです。
(宮腰)