9月18日(金),仙台高等裁判所第1民事部(小野貞夫裁判長)の判決がありました。議会の裁量を大幅に認める旧態依然とした判決です。「視察目的との関連性が明確であるとまではいえない見学等が含まれているとしても,それにより視察に要する費用が過大になったとまでは評価できない。」などと議員を擁護する態度が露骨です。これでは,議員のいいかげんな海外視察にお墨付きを与えるようなものです。納税者の感覚や市民感覚からかけ離れた判断と評価するしかありません。
オンブズマンとしては,上告受理申立をする予定です。
そごう
判決はこちら→仙台市議海外視察控訴審判決090918.pdf
オンブズマンのコメントはこちら→市議海外視察控訴審判決へのコメント090918.pdf