平成18年10月に県議会により派遣されたフランス海外視察団には、政務調査を目的とした自民党県民会議欧州視察団が同行しています。実際、両視察団の行程や視察内容は全く同一でした。
まず、県議会において海外視察の議決を経た視察団と、自民党の政務調査目的の視察団とでは全く別の財源により費用が支出されているので、当然、各視察団の視察に要した経費はそれぞれの責任で支払うべきです。
しかし、旅行会社の発行した領収証が視察団毎に発行されていないこと、同一行程なのに往復の航空運賃は視察団によって一人あたり約80万円程の差があることなどから、オンブズマンは訴訟において海外視察費を政務調査に流用した可能性を指摘しました。
証人の中島氏は、政務調査目的の視察団の一人です。
次回尋問では、海外視察費を政務調査に流用したのか否か、その疑問が浮き彫りになると思われます。
日時は下記のとおりですので、皆様、ふるって傍聴して下さい!
みうら
記
5/12AM10:30~ 仙台地方裁判所
中島源陽氏の証人尋問