議員の海外視察

2014年11月アーカイブ

ニュージーランド海外視察・訴訟提起しました

平成26年3月25日から同年3月31日にかけて、宮城県議会所属の議員によりニュージーランドへの海外視察が実施され、視察費用として合計360万円の公金が支出されました。

本件海外視察について、当オンブズマンは、平成26年8月20日付けで、監査請求を行いました。
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監査請求に対し、同年10月16日付けで、監査請求を棄却する旨の判断がなされました。

同監査結果については、残念ながら十分なものとは思われなかったことから、当オンブズマンは、本日付で、仙台地方裁判所に対し、本件海外視察に係る視察費用の返還を求める訴訟を提起致しました

提訴にあたってのコメントは、以下をご参照ください。

今回の訴訟をきっかけに、多額の公費を支出して実施される海外視察について、県民のみなさまと一緒に考えていければと思っております。

(宮腰 英洋)

ニュージーランド海外視察について訴訟提起の予定です。

仙台市民オンブズマンは,宮城県議会のニュージーランド海外視察について,県議会が支出した費用の返還などを求める監査請求をしていましたが,先日請求が棄却されました。

10月のオンブズマン例会で,この件について住民訴訟を提起することを決定しました。

詳しいコメントは訴訟提起の際にする予定です。しかしそれに先立ち,県民の皆様に今回視察にいった議員らが議会に対して何を報告したのか見てもらいたいと思い,宮城県議会の決定によりニュージーランドに派遣された議員の「海外視察報告書」をアップさせていただくことにしました。

よろしければご覧下さい。

一見長いファイルですが,14枚目以降は事前研修の資料ですので,実質は12枚程度です。

ニュージーランド報告書.pdf

これが,宮城県が360万円出して得たものです。

                            畠山裕太