11月30日,仙台市議会がようやく海外視察の廃止を決めました。仙台市議会の議会改革検討会議(座長・渡辺公一副議長)が,海外視察の必要性は認められるが、現行制度は廃止する,とする答申書を野田譲議長に提出したのです。
市議の海外視察が観光旅行と区別がつかず,昼間からビールを飲んだり,予定の視察先を訪問せずにブランドショップで買い物をしたりで,無駄なものであったことは東北放送の取材で暴露されていたところです。予算を決めて「100万円の範囲で行ける」などとする制度はもはや許されません。廃止は当然のことです。
「海外視察の必要性は認められる」とするところに,ゾンビのように復活を図る狙いがうかがわれ,注意が必要です。
そごう