自由帖

2009年7月アーカイブ

クラさんの「農」のある暮らし その20

7月も末になると、収穫した野菜の彩りも多彩になります。

 

 

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この時期、私にとって待ち遠しい野菜の一つはモロヘイヤです。

モロヘイヤは、気温が高くなってくると、どんどん成長しますが、今年はぐずついた天気が続いたために、いつもの年よりも成長が遅れ気味でした。最近ようやく収穫できるほどの草丈になりました。

 

 

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モロヘイヤは、原産地がエジプトで、アラビア語で「王様の食べる野菜」という意味だそうです。王様の難病が、モロヘイヤのスープで治った、という伝説に由来するとのこと。

クレオパトラも好んで食べたとか?

こんな話しが伝わるほどに、モロヘイヤはビタミンやミネラルを豊富に含んだ、栄養価の高い人気上昇中の野菜なのです。

 

 

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ねばねば系の野菜に目がない私にとって、モロヘイヤは夏に欠かすことのできない一品です。

茹でたり、炒めたり、スープにしたり、どんな調理法でもおいしく食べられますが、私の夏の一押しは、稲庭うどんと一緒にズルズルと食べることです。

 

農作業で汗を流したあと、茹でたモロヘイヤをよく冷やし、これまたよく冷水にさらした稲庭うどんの上に載せ、冷たいたれにつけて、一気にのどに流し込みます。

稲庭うどんのつるつる、モロヘイヤのつるつる、つるつるの二乗によるのど越しのうまさは、なんともいえません。

 

 

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黒い太陽に感動! 皆既日食in杭州


2009年7月22日,午前9時34分(現地時間),あたりが闇に包まれ,
天空に黒い太陽が出現しました。
一足早い夏休みをもらって中国杭州まで皆既日食を見に行きました。

悪天候でトカラ列島や上海などが全滅の中で,雲間からコロナも観察
できました。一緒に行った友人が撮った写真を添付します。

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私は皆既日食初体験でした。
あたりがどんどん暗くなり,蝉が泣きやみ,鳥が鳴いて巣に帰り,
風が吹いてあたりが異様な雰囲気に包まれました。やがて
部屋のダウンライトを絞って真っ暗にするような感じであたり
が闇に包まれて,頭上に黒い太陽とコロナが見え,金星が
明々と輝きました。
古代人は日食を恐れおののいたそうですが,その気持ちが
よくわかりました。

たった5分の体験でしたが,五感で雰囲気を感じることができ,
大満足でした。
                           そごう

クラさんの「農」のある暮らし その19

7月に入ると、5月に植えた夏野菜たちが次々に収穫の時期を迎えます。

今年の初収穫はナスとつるむらさきでした。

 

ナスは灰汁が強いこともあって、生でそのまま食べることはあまりないのですが、永田農法で作ったナスは、スライスしてサラダ感覚でも食べられます。ほんのりとした甘さが口の中に広がります。

そうそう、写真のような面白いナスもありましたよ。

 

つるむらさきは私の好きな野菜の一つです。栄養価が高く、秋口までコンスタントに収穫できます。食べた時のあのねばねば感がなんともたまりません。ソーセージなんかといためると好いですね。

 

しし唐も採れるようになりました。

そのままがぶりと食べたら、何と辛味もなくおいしかったですよ。でもてんぷらにして、蕎麦かうどんと食べるのがいいですよね。

 

きゅうりとインゲンも勢いが良くなってきました。

きゅうりはこだわりの四葉種。生でも、漬け物でも歯ごたえがあって実においしい。からし漬けはたまりません。ビールが進んで困ります。

きゅうりといえば、餓鬼の頃、川での水遊びの合間に、近くの畑から失敬してきたものを、がつがつと食べたことが懐かしく思い起こされます。

 

トマト、枝豆、ゴーヤ、モロヘイヤ、ピーマン、トウモロコシなどがこれから本番を迎えます。ゴーヤも小さな実をつけ始めました。

 

野菜づくしの夏の到来です。

 

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アマガエル

 

七夕の朝、出がけに庭の鉢植えのゴムの木を見ると、

何やら葉っぱに小さな緑色ものが見えます。

 

何だろう?

近づいてみると、2匹のアマガエルです。

 

なんともかわいらしく、ユーモラスなので

思わずシャッターを押しました。

 

           7月7日 庫山

 

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