自由帖

クラさんの「農」のある暮らし: 2009年2月アーカイブ

クラさんの「農」のある暮らし その12

 下の写真①、何だかわかりますか? 

                

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草もち? ブ、ブー、残念でした。全然違います。実はバジルペーストをサランラップに包んで、冷凍庫で凍らせたものなのです。こうすると一年中バジルペーストを使うことができます。バジルはだいぶ前から栽培しており、ペーストにしたこともあるのですが、保存方法がわからずにおりました。ところが数年前、新聞の記事でこの方法を教えられたのです。

 

バジルはハーブの一種ですが、多くのハーブと違って多年草ではありません。私のバジル栽培は、5月中旬頃に種をポットに蒔くことから始まります。収穫の時期をずらすために、播種は何回かに分けて行います。こうすることで、10月ぐらいまでは収穫が可能です。ポットで数センチに伸びたものを畑に植え付けます。写真②はもう少しで葉が使えそうなぐらいに成長したものです(2008年7月2日撮影)。 

                

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さて、先ほどのサランラップに包まれた1かけらのバジルペーストですが、これを解凍すると、1個で4人分ぐらいのスパゲティを作ることができます。

新聞の記事から学んだペーストの作り方をご紹介しましょう。1回で使うバジルの葉は80枚ぐらい。クッキングペーパーで汚れをきれいに取った葉をミキサーにちぎって入れ、にんにくを1かけら、松の実を大さじ2杯、オリーブオイルを100cc加えて、スィッチオン。よくかき混ぜてペースト状になったらでき上がり。2つに分けてサランラップに包み、冷凍庫に保存します。

 

一番大変なのは、朝にバジルの葉を摘む作業。我が家の庭は、夏は蚊が多くて完全武装しないとあちこちが食われて、赤く腫れ、痒いこと、痒いこと。

でもでき上がったソースは、パスタに良し、白身の魚に良し、牡蠣やあわびに良し、またフランスパンにつけて食べるも良し。1年中いろいろ楽しめますぞ。

 

写真③は、バジル(ジェノバ)ペーストスパゲティ。 

                

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