自由帖

冬の新彊シルクロードの旅(2)

空港は厳重チェック

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昨日夕方、ウルムチ空港に到着。気温-19度。予想どうりの寒さ。しかし、昔スキーの時に使ったラクダの下着を着込み、予めダウンのコートも用意し、ホッカロンも準備していたので寒さ対策は万全。寒さと言うよりは乾燥した寒気にピリッと身が引き締まる感じはは悪くない。逆にこの時期、寒さのため観光はオフシーズンで、どこに行っても旅行客は我々のみで、どの有名な観光地でも我々の独占状態でこの点も悪くはなかった。

 当日の朝、ウルムチからここカシュガルの地に国内航空で来た。北京空港でもそうだったがウルムチの空港でも手荷物チェックは厳重を極め水物は目薬さへダメ。金属探知器も敏感そのもので私の場合股間にまで反応し(あるいはファスナーに反応したのか)、 頭の先から足の先までボデイーチェックを受けた。これもウィグル自治区の政情不安の現れかと納得した。そういえば、昨夜のウルムチのホテルには多数の警官が詰めていたことを思い出した。