自由帖

クラさんの「農」のある暮らし その17

 だだちゃ豆といえば、その名も知れた山形は鶴岡が本場の枝豆の王様。

香りと味の良さは抜群です。

収穫期に畑に入ると、プーンと甘い香りがしてきます(気のせいかな?)。

鍋でゆでていると、家の2階にまで芳香が漂ってきます。

そして口に入れると、その香り、甘さに舌も驚いてしまいます。

「1度食べたらやめられない」、という山形の「○○○豆」の宣伝がありましたが、正にその通り。

 

私も数年前からだだちゃ豆の虜になっています。

ホームセンターで手に入れた最もおいしいといわれる時期の種を最初にポットに蒔くのは5月の中旬、食べごろは8月20日頃となります。

 

だだちゃ豆は、なかなかデリケートな代物です。うまく管理しないと発芽してくれません。

他の枝豆と決定的に違うのは、水を充分に与えた土に播種した後、発芽までは水を一切与えず、乾燥を防ぐため新聞紙等で覆うことです。

このように細心の注意を払っても、発芽率はよくて70パーセント程度です。

 

発芽したら充分に水を与え、適当な背丈に成長したら、15~20センチ間隔ぐらいに定植します。6月10日に一部を定植しました。

 

暑い日の冷えたビールとだだちゃ豆が、脳裏に浮かんできます。

 

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