政務調査費

2017年3月アーカイブ

平成23年度政務調査費返還請求訴訟について、各議員への尋問が
平成29年4月13日(木)午前9時30分から実施されることとなりました。


証人尋問の進行の予定は概ね次のとおりです。

 9:30~  新しい翼:柿沼敏万氏・橋本啓一氏

 11:15~ 改革フォーラム:田村稔氏

 13:10~ 民主クラブ:木村勝好氏

 14:15~ 社民党:辻隆一氏

 15:15~ 公明党:笠原哲氏

 16:20~ 無所属:野田譲氏・菅原健氏


ぜひ、多くの方に傍聴いただきたいと思いますので、
仙台地方裁判所1階の101号法廷にお集まりください
(場合によっては、法廷が変更する可能性があります)。 

途中入場、途中退席も可能です。
よろしくお願いします!


オンブズマン一同より

【勝訴が確定!】平成20年度仙台市政務調査費事件

本年2月23日付けで,最高裁は仙台市側の上告受理申立を受理しないとの決定をしました。これによって仙台市長が各会派に対して合計約1809万円の返還を請求するよう命じた控訴審判決(2016年6月22日言い渡し)が確定しました。控訴審判決の詳細は,当HPの2016年7月25日の記事をご覧下さい。

この訴訟では,仙台市議会各会派の会派控室にかかる経費について,按分(2分の1)すべきかどうかが争われましたが,按分すべきことが確定したと言えます。
 
既に,仙台市長は各会派に対して合計約1809万円を返還するよう請求したそうです。市民の納めた貴重な税金が,約8年を経てやっと返還されることになります。
 
それにしても,裁判によって返還を命じられた場合にだけ,利息も付けずに返還すれば足りるというのはいかがなものでしょうか。仙台市議会は,政務活動費のあり方を協議する機関を設置するそうですが,今回の最高裁判決と控訴審判決を踏まえることはもちろん,「お手盛り」と指摘されないような制度改革が求められます。
 
なお,仙台市民オンブズマンは,2016年11月11日に市議会の政務活動費について,収支報告書や領収書をインターネットで公開すべきことを陳情しています。

そごう