10月6日,下記のとおり,仙台市議会議員の政務調査費制度について,議長に申し入れました。
要点は以下のとおりです。
1 宮城県議会「政務調査費の手引き」に準じた明確で適正かつ詳細な基準・手引きを策定すること。
2 その基準・手引きにもとづき、厳格な支出手続を速やかに開始すること。
ご承知のとおり,仙台市監査委員は庄子晋議員の過去の政務調査費支出について違法と認定し,時効にかかっていない1050万円の返還を求めるよう仙台市に勧告しました。
このように長期間にわたって不正な支出が黙認されてきたのは,議員・会派だけの責任ではなく,仙台市議会全体の責任でもあるのです。そこで,詳細な基準・手引きを策定して厳格な支出手続を開始することを求めたのです。
本日の新聞報道によれば,ようやく領収書の全面公開(無料閲覧)をすることで各会派が合意したそうです。しかし,領収書だけでは何の調査のために使ったのか分からないことも多いです。きちんと何のために使ったかを明らかにする調査報告書の整備も必要です。
市議会の改革の本気度が問われています。 そごう