宮城県警関連

2009年8月アーカイブ

報償費情報公開3次訴訟 控訴審第1回

本日、仙台高等裁判所第1民事部において、報償費情報公開訴訟の3次訴訟の控訴審第1回弁論期日がありました。
 報償費情報公開3次訴訟は、平成12年度における宮城県警の刑事部鑑識課、生活安全部鉄道警察隊及び生活保安課の3つの部署における犯罪捜査報償費の支出文書に関して,非開示処分の取消を求めている訴訟です。
 本年3月3日、仙台地裁で一審判決が言い渡され、宮城警察本部生活安全部生活保安課の犯罪捜査報償費支出に関する文書のうち、個別の執行額や事件名等の部分に関して非開示処分を取り消しを命じる、オンブズマン側の一部勝訴の判決を言い渡しておりました。
 仙台地裁平成21年3月3日判決はこちら→http://sendai-ombuds.net/kenkei/2009/03/2133-1.html

 本日の仙台高裁における控訴審第1回弁論では、一審原告・一審被告の双方から、控訴状・控訴理由書・答弁書が提出され、陳述されました。
 その上で、別室に移動し、この訴訟における双方の言い分の中身の何点かについて、ご担当の裁判官から整理の指示があり、双方で、次回までに準備することとなりました。
 一審被告側から申請されている証人申請に対しては、本日の期日では触れませんでした。

 次回期日は、9月15日午前11時30分に指定されました。       すずき