宮城県警関連

2008年11月アーカイブ

宮城県警 報償費・情報公開3次訴訟 結審!

本日午前9時50分から、仙台地裁1民において宮城県警の報償費情報公開の3次訴訟の期日が開催され、原被告双方から、最終の準備書面を陳述し、結審いたしました。

判決言渡しは、
  来年3月10日午後1時30分
    →その後 来年3月3日午後1時30分 に変更
と指定されました。

判決期日がかなり先に指定されましたが、やむをえません。

(鈴木)

宮城県警報償費の情報公開2次 控訴審 結審!

宮城県警の報償費支出に関する情報公開訴訟(2次訴訟)の控訴審の弁論期日が開かれました。

双方から提出した、最終準備書面をそれぞれ陳述しました。

なお、オンブズマン側において、資金前渡職員の口座番号について、別件の最高裁判決を受けて既に開示されていたことから、この点に関して取下げをいたしました。

 以上で、本件の審理は結審となりました。

判決言渡しは、来年1月29日午後1時10分 と指定されました。

どのような判断が下されるか、期待しております。

宮城県警 報償費・情報公開2次訴訟 の概要

平成11年度宮城県警刑事部,交通部,警備部の報償費に関して,県警本部長が行った非開示処分に対し,非開示処分の取り消しを求める訴訟です(犯罪捜査報償費に関する情報公開訴訟としては第2次訴訟となります)。

一審の仙台地裁第2民事部の判決平成20年3月31日に言い渡され、平成11年度の報償費の支出のほとんどが架空であることを認定し、本県条例8条4号の非開示事由について裁量権の逸脱があることを理由に、一を除きほぼ全面開示を命じました。全国で初めての歴史的・画期的な判決です。
本件判決は、全国で噴出した同種事件、原田氏証言、浅野知事の県警との開示をめぐる県警の態度、内部告発者と浅野知事との面談、情報公開審会及び監査委員にも文書を見せないという県警の態度、情報公開審査会におけるインカメラ審査、予算執行状況の不自然性、それに対して県警側
が積極的反証を放棄したこと、等の状況証拠をに積みげて上記結論に至ったものです。

本件については、被告側から控訴がなされ、現在、仙台高等裁判所第2民事部に係属しております。

宮城県警 報償費・情報公開3次訴訟 の概要

平成12年宮城県警刑事部鑑識課、生活安全部鉄道警察隊及び生活保安課の3つの部署における犯罪捜査報償費の支出文書に関して,非開示処分の取消を求める新たな訴訟です。3つの部署のうち、鑑識課と鉄道警察隊については、犯罪捜査報償費返還住民訴訟において平成17年6月に言い渡された仙台地裁判決(確定)において「報償費支出の実体がなかった疑いが強い」と認定されております。本件3次訴訟では、部署を限定して提起した訴訟となります。

仙台地裁第3民事部に係属しております。

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