直轄事業負担金問題

直轄事業負担金問題(宮城県)

 国の直轄事業に地方自治体が負担金の支出を強いられている問題で,オンブズマンは本年4月30日に宮城県にも監査請求をしておりました。6月26日,その監査結果(棄却)がでました。

 仙台市の場合と同様に不当な結果ですので,住民訴訟を提起する方向で検討します。
 
<監査結果についてのコメント>
 
監査結果は、川国道事務所の用地取得費を管理に要する費用に含まれないとする法的根拠が見出せな かったとするが、このような用地取得費まで地方に負担させようとすることは国と地方の負担区分をきちんと線引きしようと立法れた地方財政法を逸脱した行為 である。きちんと線引きを行わないまま、地方方の負担を拡大させて、具体的に用地代の付回しにまで及んだことは、行政の濫用ともいえるもので違法である。
来月下旬にも住民訴訟を提起したい。
                           そごう