仙台市民オンブズマン|市民による行政の監視役
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  • 仮設住宅発注に関する文書の公開を請求しました!!

    6月22日、仙台市民オンブズマンは宮城県と仙台市に対し、東日本大震災で宮城県内に建設された仮設住宅について、発注業者の選定過程等を示す文書の公開を請求しました。

     今回、私たちが宮城県と仙台市に対して情報公開請求をした理由は2つあります。

     1つは、建設業者の選定が不透明だからです。現在、宮城県は、建設業者の選定を1つの社団法人に委ねてしまっており、どのような理由で業者が選ばれているのか、全く分かりません。被災者の救済に結びつく業者がしっかりと選定されているのか、検証する必要があります。

     2つ目は、完成した仮設住宅の一部から、雨漏りをしていたり、壁のすき間からアリが入り込むといった欠陥が見つかっているからです。仮設住宅の欠陥問題について、県や市はどのような報告を受け、それに対してどのように対処しているのか、あるいは今後どのように対処していくのか、検証する必要があります。

     仙台市民オンブズマンは、今回開示された情報を元に、仮設住宅の建設が本当に宮城県の復興に役に立っているのかを調べたいと考えております。

    公文書開示請求書はこちらです。

    公文書開示請求書(宮城県).pdf

    公文書開示請求書(仙台市).pdf 

                                     わたなべ

    【裁判報告】市行政委員政務調査費返還請求訴訟

    本日6月23日、仙台市議会議員の政務調査費の返還を求める裁判の期日がありました。

    裁判では、市議会議員が受け取った政務調査費のうち、情報公開請求等でもその使途が明らかになっていない部分について、各会派の議員に対し、明らかにするよう求めております(求釈明といいます。)。次回までには、すべての会派に対する求釈明が出揃う予定です。

    なお、次回期日は8月18日午前10時からとなっております。

                             わたなべ

     

    市民フォーラムのご案内!~7月2日13時30分から(仙台弁護士会館)

    北海道東北ネットでは、来る7月2日、下記のとおり市民フォーラムを開催します。是非ご参加下さい!

     

    あるべき震災復興資金の使途

      ~被災者の声は届いているか~

     

       北海道・東北市民オンブズマンネットワーク

       市民フォーラム 7・2@仙台

     

    本当の意味で被災者のためになる震災復興資金の使途とは、どのようなものでしょうか。宮城県の震災復興計画には、野村総研が全面的に”支援”するとされています。宮城県や仙台市、岩手県の震災復興計画は、果たして本当に被災者のためになっていくのでしょうか。

    阪神淡路大震災の震災復興資金の使途について検証してこられた池田清氏に御講演をいただきながら、阪神淡路大震災の震災復興資金の使途という過去の教訓を活かし、真に被災者のためになる震災復興資金の使途について考え、また、真に被災者のためになる震災復興計画にするためにどうすべきかについて考えていきたいと思います。

     

    ◆市民フォーラム◆・・・参加無料・事前予約不要

    内容:①講演

        池田 神戸松蔭女子学院大学教授

          被災者支援の震災復興政策とは

          ~阪神・淡路大震災の教訓~

    質疑応答等

     

    日時:2011日(土)

    午後130分~午後5 午後1時開場

     

    場所:仙台弁護士会館4階大ホール

    仙台市青葉区一番町2-9-18                                

                                     

    主 催:北海道・東北市民オンブズマンネットワーク

    問合先:北海道・東北市民オンブズマンネットワーク事務局

    仙台中央法律事務所 弁護士吉田大輔 電話022-227-2291

    仙台市民オンブズマンHP http://sendai-ombuds.net/network/

     

    仙台市民オンブズマン

    事務局 仙台市青葉区中央4-3-28朝市ビル4F 宮城地域自治研究所内 TEL 022-227-9900 FAX 022-227-3267