仙台市民オンブズマン代表の畠山裕太です。
宮城県議会では、平成29年度分から政務活動費の領収書等をインターネット公開しています(ネット公開の経緯をまとめた過去のブログをご参照ください。)。
政務活動費関係書類のインターネット公開について
気になる会派・議員の活動について、手軽にアクセスできる情報が広がり、大変よいことだと思います。
ただ、公開された情報は結構な量になっていること、時系列で並べられていること、用語などでの検索ができないことなどから、ちょっととっつきにくい印象です。何か「視点」をもって見ないとただ眺めるだけになってしまいます。
せっかく公開されている情報なので、何か有意義なものが見つからないかと思いながら検討していました。
政務活動費の中に、「調査研究費」という費目があり、様々な調査の費用の支出が認められていますが、この中に時々高額な支出があります。遠方、特に海外に行った場合にそうなるようです。
当オンブズマンでは、これまで宮城県議会議員の海外視察(海外旅行?)に大きな関心をよせ、裁判もしてきました。
そこで、今回は「議員の海外視察(旅行?)」に焦点を当てて、気づいたところを指摘させていただくことにしました。
現在は、新型コロナウイルスの為に海外旅行が容易にできない状態になっていますが、平成29年から令和元年度までの間は、
会派でまとまって、あるいは議員個人で、海外や遠方に泊まりがけで視察(旅行?)行った例がそれなりに見られます。
それらのうち、気になったものをこれから当ブログにて指摘していきたいと思います。
各会派、議員の方々の中には、ホームページやSNSなどに日々の活動をアップされる方も増えてきました。
しかし、政務活動費を使用した視察、ことに海外視察に行った場合はどうでしょうか。
これからの投稿をご覧になった方は議員や、会派のHPや、領収書等をあわせてご確認いただけるとより面白いかもしれません。
【宮城県議会政務活動費のページ】
https://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/seimukatudouhi.html
畠山 裕太