仙台市民オンブズマン|市民による行政の監視役
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  • 梅原市長のタクシーチケット問題(その3)

     

    梅原市長が給与を3ヶ月間半減させると発表しました。

    人情に訴える作戦にだまされてはいけません。市議会では,「幕引きを図るつもりか!」との非難の声があがったようですが,当然ですね。

    今回の梅原市長の責任は大きく分けて3つです。

    1 タクシーの行き先をきちんと書かなかった→私的流用の疑いあり

    2 タクシーチケットを第三者に渡していた→私的流用の疑いあり

    3 「第三者に渡したことはない」とウソをついた

    現時点でも,梅原市長は,何の公務のために,どんな必要があって,誰に渡したか(または,自ら私用したか)を全く明らかにしていません。梅原市長の秘密主義は相変わらずで,真相を隠そうとする態度が明らかです。減給処分にしても真相は闇の中のままなのです。

    人情に訴えて,「まあ,給与を半減するのだから堅いこと言わないでくださいよ」というのは市民をバカにしています。梅原市長は「真相を隠しても,時間が経てば市民は忘れてくれる」と高をくくっているのでしょう。そんな作戦にだまされてはいけません!

                                        そごう

    クラさんの「農」のある暮らし その7

    黄色に染まっていた田舎(湯沢)の公孫樹の葉も、すっかり落ちてしまいました(写真①)。この風景を見ると「ああ、冬が来たんだなぁ」という思いにかられます。隣近所に迷惑を掛けていることを心で詫びつつ、熊手や箒を使い落ち葉をきれいに片付けると、私の湯沢通いも終わりの時期を迎えることになります。湯沢の菜園は雪が消える4月まで冬季の休園状態に入ります。

    公孫樹は道路を拡幅するときに、伐採の話しがあったことを生前に父から聞かされたことがあります。それに反対して何とか残そうと強く主張したのが亡き母だったようです。水路を蛇行させて残ることになったのですが、いろいろ大変だったらしいのです。「山川草木悉有仏性」という仏教の教えも何のその、道路など公共施設を作ると言っては、簡単に樹を切る風潮が強い中で、母の主張はかなり勇気のいることだったことでしょう。そうした経緯に思いを馳せると、この樹をきちんと管理し守ってあげねばと、強く思うのです。

    今年も沢山の銀杏の実を拾ってきました(写真②)。凄いにおいに辟易しながら、皮をむき種を取り出し、きれいに洗い乾燥させると、おせち料理に彩りを添える美しい銀杏のでき上がりです(写真③)。

                    ① 


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    梅原市長のタクシーチケット問題(その2)

    ウソはいけません!。

    今朝の河北新報の1面トップに,「タクシー券50枚譲渡」「会見説明翻す」との見出しが出ましたね。梅原市長は,自分のタクシーチケットを第三者に譲渡して使わせていたことを認めました。でも,その認め方がみっともないですね。報道からして,「梅原市長が東京出張中に仙台でタクシーチケットが使われていておかしいじゃないか」と証拠を突きつけられて,やっと自白したように見えますね。

    梅原市長は「約3年間に50枚前後を第三者に渡した」と認めたようですが,いままではそんな説明は一切していませんでした。いままで隠していた理由について,「自分が主催する会合や有識者,団体との懇談などで出席者に渡したため,チケットを渡した相手への配慮が働いた。」と弁解しているようですが,もし,本当にそうなら,初めからそのように説明すれば足りるはずです。また,本当に準公務なら,チケットを渡した方の何名かは名乗り出ても差し支えないでしょう。ご承諾いただける何名かに名乗り出てもらって,「こういう理由でタクシーチケットを利用させてもらった」と説明したらいかがでしょうか。まさか,1件も説明できないとか,1人も名乗り出られないということはないでしょうね。

    トップが「見つかったら返せばいい」「証拠が見つかってから認めればいい」では,まじめに働いている部下はやってられません。まじめに税金を払っている市民もやってられませんよ。

    梅原市長には猛省と納得のいく説明を求めたいですね。

                                                そごう

    ※河北新報報道による梅原市長との一問一答は以下のとおり

     ―市長が東京に出張し、仙台にいなかった日に市長名のタクシーチケットが使用されていた。
     「誰が使ったか分からないが、管理が適正でなかったのは遺憾に思う」

     ―第三者への譲渡を否定していた。なぜ虚偽の説明をしたのか。
     「自分が主催する会合や有識者、団体との懇談などで出席者に渡したため、相手側への配慮が働いた」

     ―タクシーチケットは「金券」であり、政治家から第三者への提供は道義的に疑問がある。
     「すべて市政執行に伴う公務であり、帰りの足を用立てることは何ら問題ない。仕事の一環だ」

     ―市のルールでは、第三者に交付する場合は相手先の氏名、経路を記入するのが決まりだ。
     「企業では、氏名や経路を記入せずにお客さんに渡している。そんな世間一般の感覚でやったと思う」

     ―市長の弁明が二転三転している。仙台市政への信頼にもかかわる。
     「透明性の確保は守られるべきであり、説明不足だったことは申し訳ない。市民の信頼を損なうのは本意ではなく、指摘を真摯(しんし)に受け止めたい」

     ―原則として、公務であれば公用車を使うべきだとの指摘もある。
     「週末や深夜まで移動で使うことも多い。公用車を拘束するよりはタクシーを使った方が経費節減につながる。私は常に節約を心掛けている」

     

    梅原市長のタクシーチケット問題(その1)

    河北新報さんが情報公開制度を利用して,梅原市長のタクシーチケットを入手し,これらを分析して鋭い問題提起をされましたね。手間暇がかかる調査報道を実行されて成果を上げられたことに敬意を示したいと思います。

    報道によれば,梅原市長の返納総額は05年8月から08年9月分の221万670円とのことです。約90%もが行き先等を書いておらず,本当に公務だったのか疑問は解消されません。「見つかったら返せばいい」というものではなく,梅原市長はきちんと市民に説明すべきです。このまま説明しないのなら,返還して幕引きを図ったといわざるをえません。「機密事項で移動したので説明できない」などの弁解で納得する市民はいないでしょう。

    そもそも,市長には公用車が与えられていますから,公務なのにあえてタクシーを利用する必要はありません。しかも,今回の行き先不明のタクシー利用は38ヶ月で221万円(つまり1ヶ月あたり約5万8000円,1日当たり約1900円)に上ります。こんなにたくさんの機密事項での移動があったなんて,みなさんは信じられますか?

    市長の説明拒否は私的流用を自白したに等しいのです。

                                      そごう

    以下は市長の弁解(報道)

    一問一答は次の通り。

     ―機密とは何か。

     「人事、政策などで大学や医療関係者に相談したり、直談判したりする。慎重な対応が重要になる。住所を番地まで特定しないように記載していれば、規則上問題なく、工夫の余地はあった」

     ―行き先不明は9割を超える。機密事項はそんなに多いのか。

     「多いと思う。一つの人事を執行するとき、周到な根回しと打診、説得が要る。企画立案の段階で複数に打診し、相談する。政策面で円滑に進める上で、固有名詞を割り出されることはマイナスになる」

     ―政務と公務の線引きをしているか。

     「政務はほとんどない。政治家であっても、市長の立場で公務で会っている。東京の政治家には、市地下鉄東西線、産学連携など政策に深くかかわる事項で会っている。市として説明し、要望し、根回しをしている」

    クラさんの「農」のある暮らし その6

    仙台周辺に暮らすようになって、ゆずやびわの樹が庭で育てられることを知ったことは、ちょっとした驚きでした。18歳まで過ごした秋田(湯沢)では栽培しているのを見た記憶がありません。寒さが影響しているのでしょう。ゆずについては、その4で紹介しましたが、今回はびわを取り上げます。

    びわは、長崎、千葉(房総)、鹿児島など温暖な地域でよく栽培されているわけですが、我が家の庭でも冬の寒さをうまく乗り切ると、ちゃんと実をつけてくれるのです。剪定も摘房、摘果もきちんとしませんので、毎年、毎年、継続的に沢山の実をつけるわけではありませんが、隔年ぐらいには黄橙色の実が視覚と味覚を楽しませてくれます。経験則的には冬が比較的暖かい年には、順調に生育してくれるようです。

    びわの花がいつ開花するか、ご存知ですか。それが何と今頃(11月~12月)なのです。写真①のように、あまり目立たずにひっそりと咲いています。寒さに抗して咲く様はなんともけなげで、いじらしい気がします。これが厳寒期を無事越えると、3月頃には小さな実となって、6月頃には大きくなり色づいてきます。写真②は2007年7月3日にケータイで撮影したものです。来年の7月頃にはこんな風に育ってくれていると嬉しいのですが‥‥‥。

                    ① 


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    12月1日の夕空 木星,金星,月が接近!

     

    みなさん,12月1日の夕空をごらんになりましたか?

    西の空が夕焼けに染まる中,木星,金星,月が並んで輝いていました。

    あんまりきれいなので出先から帰る途中にデジカメで撮ってみました。

                                          そごう 

    ↓上から木星,金星,月です。

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    クラさんの「農」のある暮らし その5

    ブルーベリーの紅葉の美しさをご存知ですか。我が家のブルーベリーも今が紅葉真っ盛りです(写真①)。この樹は、30年以上前に種苗会社から苗木を取り寄せて植えたもので、背丈が2m50cmもあります。10数本の樹の中で、毎年最も多くの実をつけてくれる樹です。

    生で食べたり、ブルーベリー酒を作ったりしますが、毎年収穫量の多いブルーベリーの利用方法としては、冷凍保存してジャムにするのが一番です。夏の間、せっせと収穫したものを冷凍パックに入れて、次々と冷凍にしていきます。冷蔵庫の冷凍室を占領してしまうので、家族の評判がよろしくありません。そこで今年は、冷凍庫を別に購入しました。しばらくは文句を言われないでしょう。写真②は冷凍保存した状態のブルーベリーです。

    私のジャム作りはいたって簡単です。冷凍状態のブルーベリーを鍋に入れて、最初は少し強火で煮込み、水分がどんどん出てきたら序々に弱火にし、三温糖を適量入れてかき回し続けます。時々味見をして甘さを加減します。粒々は残しても良し、つぶしても良し、好みに応じて作ることにしています。写真③は粒々がちょっと残っている状態の完成品です。

                  ①


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    クラさんの「農」のある暮らし その4

    晩秋はゆずの季節でもあります。庭のゆずの樹にゆずがたわわになっているさまは、なんとも風情があります(写真①)。ゆずはいろんな形で利用できます。贅沢なのは、20個位を湯船に浮かべてのゆず湯でしょう。心身ともにリフレッシュされます。

    今年は、ゆず味噌を作ってみました。インターネットで調べると、いろんなつくり方が紹介されていますが、埼玉県毛呂山(もろやま)町のホームページを参考にしました。材料は、ゆず(大3個)、味噌(300グラム)、砂糖(100グラム)、みりん(50cc)、酒(50cc)、酢(少々)です。味噌、砂糖、みりん、酒を鍋で煮込んで、それにすりおろしたゆずの皮と果汁を混ぜて、焦げないように練り上げ、最後に酢をちょっと入れて完成です。ゆずの香味豊かなゆず味噌のでき上がりです。(写真②)。

    さてこのゆず味噌を、何につけていただこうかな。採りたての大根を使って、風呂吹きだいこんを作ることにしました。昆布を敷いてゆっくり弱火で煮込んでいきます(写真③)。早速ゆず味噌をつけて、自治研(宮城地域自治研究所)仲間の皆さんに賞味してもらいました。お世辞でしょうが、おいしい!おいしい!と言ってくれましたよ

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    クラさんの「農」のある暮らし その3

    キウイフルーツの苗木を植えたのは、今から20数年前のことです。ホームセンターで雌雄2株を購入した記憶があります。正直のところ、1メートルほどの苗木がどんどん大きくなり、やがて時には数百個の実をつけるようになるとは想像だにできませんでした。マタタビ科の蔓性の落葉果樹ですので、やっかいなのは、つるの勢いがよく、瞬く間に四方八方に伸びてしまうことです。日光が実に当たるように、つるを適当に切るのが夏場の仕事です。その他は、冬場に剪定をしておけば、毎年実をつけてくれます。余り手がかかりません。

    今年も多くの実をつけてくれました(写真①)。収穫は何回かに分けて行います。収穫したものは、発泡スチロールの箱に入れて一定期間熟成させます。りんごを1個いれておくと、いい塩梅に熟成するのですが、どうしてなのかはよくわかりません(写真②)。小粒の実はジャムにしてみたいと思っています。

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    クラさんの「農」のある暮らし その2

    今年もおいしい大根が採れました(写真①)。秋田(湯沢)の菜園にお盆過ぎに播種したものです。2ヶ月半ぐらいでの収穫。まずは、スティックにして、酒のつまみとして生のまま食べると、ほんのりとした甘さが口一杯に広がります。これから順次収穫して、冬から春先まで食べる分は、稲藁で囲って土の中に埋めておきます。

    簡単にできる大根の漬物も紹介しましょう。

    10㌔の大根の場合、1.8㍑の醤油、0.5㍑の酢、1㌔のザラメと一緒に漬け込むだけです(②)。10日から14日ぐらいで結構おいしい大根漬けが出来上がりますよ。数年前、妹に教えて貰ったのですが、家族や友人などにも好評です。

                 ① 

     


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    仙台市民オンブズマン

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