仙台市民オンブズマン|市民による行政の監視役
  • HOME
  • >
  • カテゴリー: オンブズマンの自由帳
  • 梅原市長の公用車使用問題(その1)

     

    梅原市長の公私混同には困りました。

    1月17日(土),18日(日)と続けて河北新報に公用車使用の問題が掲載されました。梅原市長の個人的な引越に公用車や職員が使われていただけでなく,プール通いにも公用車が使われていたそうです。梅原市長は「すべて公務だ」と主張しているようですが,納得できる説明ではありません。

    仙台市議の政務調査費の使われ方として「名古屋ドーム見学コース」が判決で違法とされたことが思い出されます。この判決では,一般の観光客と全く同じ見学コースを体験しても税金を投入すべき「政務調査」とは認められなかったわけです。私的な観光と区別しがたいというのがその理由です。

    今回のプール通いも「元気フィールド仙台」で職員も伴わずに1人で,一般の利用者と全く同じに泳いだだけのようですので私的な利用と区別不能です。これを税金(公用車利用)で負担すべきとは思えません。梅原市長は「運動をするためではない。市民利用施設の利用状況を把握したり、利用者の立場でプールに入って使い勝手をチェックしたりするために行ったのであって、市長の大切な仕事。」と話しているそうですが,あきれてしまいます。こんな理屈が通るなら,市営施設の利用はすべて「市長のお仕事」になってしまいます。

                                         そごう

    クラさんの「農」のある暮らし その10

    2009年が明けました。

     

    元旦の初日が昇る頃、カメラを持って外に出てみました。7時半頃だったでしょうか、ご近所の家の屋根の間から初日が差し込んできました(写真①)。

     

    我が家の菜園には、暮れからの雪が残っています。ニンジン(写真②)も、ちぢみ雪菜(写真③)も、すっかり雪に覆われています。ブロッコリーには氷が張っています(写真④)。

     

    厳寒の季節です。これから、3月下旬にジャガイモを植えつけるまでは、菜園に鍬を入れる機会も少なくなるでしょう。天気の良い日に時々タマネギに液肥を与えたり、実のなる樹の余分な枝を切ったりしながら、春の到来を待つことになります

     

                  ①

    20090101_0192.jpg              ②

    20090101_0201.jpg              ③

    20090101_0207.jpg              ④
    20090101_0208.jpg

    あけましておめでとうございます!

     

    みなさま、あけましておめでとうございます。

    新しい年、2009年の幕開けです。 

    富士山.JPG昨年、仙台市民オンブズマンは15周年を迎え、このHP(ブログ風)を刷新して情報発信を積極的にするなど、新しい取り組みを行ってまいりました。昨年は、宮城県議会政務調査費問題、宮城県警報償費問題、梅原仙台市長のタクシーチケット問題、仙台市議海外視察問題など、さまざまな取り組みをしてきました。今年も活動内容を迅速、詳しく、わかりやすく、皆様にお伝えしていくつもりですので、どうぞよろしくお願いします。

    2009年1月1日          (写真は12月30日東海道新幹線から撮影)

                                             そごう

     

    (監査請求しました)タクシーチケット問題2件

     

     12月25日,梅原市長のタクシーチケット問題についての随時監査の申し入れと同時に,次の2件の監査請求もしてきました。

    1 ガス局

      幹部が自宅への帰宅にタクシーチケットを大量に使っていることが疑われます。タクシーチケットを使えるのは,終電がなくなったなどの特別な場合です。

     監査請求書はこちら→
    タクシーチケット監査請求書と明細表:ガス局.pdf 

    2 仙台市立病院

     タクシーチケットには,使用月日,使用者名,経路,金額を書く必要がありますが,金額以外がほとんど白紙のチケットが大量に見つかっています。確かに,救急医療での必要性があることは十分分かりますが,いつ,誰が,どこからどこに行くために使ったのか,明らかにして頂く必要があります。

     監査請求書はこちら→
    タクシーチケット監査請求書と明細表:市立病院.pdf

                                        そごう

    梅原市長のタクシーチケット問題(その5)

     

    梅原市長のタクシーチケット問題(その4)で予告しましたとおり,随時監査の申し入れをしてきました。

    12月25日,仙台市監査委員に対して,梅原市長のタクシーチケット問題についてきっちりした監査をするように申入書を提出してきました。

    ジャーナリストので,神奈川県保谷市の代表監査委員を務められた原寿雄さんは「監査委員はやろうと思えば何でも調査できる権限を与えられている。問題はやろうとするかどうかだ」と述べられています。

    監査委員のやる気と能力が問われています。

    申入書の中身はこちら→
    市長のタクシーチケット問題随時監査申入書081225.pdf
                                              

                                      そごう 

     

    クラさんの「農」のある暮らし その9

    子どもの頃、柿は秋の味覚の代表格の果物でした。どこの家にも渋柿か甘柿の樹があって、柿もぎ(柿の実を枝から取ること)は、秋の風物詩の一つでした。私にもその思い出があります。最近はほかの果物が豊富になったからでしょうか、柿の実は取られずに残ったまま、冬の寒風にさらされている光景をよく目にします。晴れた冬の日の朝、葉を落とした枝についたままの柿の実が、青空によく映えていました(写真①)

    田舎(湯沢)の柿の樹も、渋柿は多くの実をつけたまま冬を越すことが多いのですが、比較的大粒な甘柿の実はせっせと取って干し柿を作るようにしています。手で一個一個皮をむく作業はこれはこれで大変なのですが、家族の協力もあって何とかやり続けています。写真②は11月中旬頃の乾燥させている最中の絵です。だんだん水分が抜けて、表面に白い粉が吹くようになってくると甘みがぐんと増してきます。

    ところが、丁度この頃になると、この時を待っていたとばかりにスズメの一群がこれをめがけて飛んできて、チュンチュンとついばみ始めるのです。ほかの実には目もくれずに狙い打ちです。飛びぬけて美味しいからなのでしょうか?

    動植物との共生を旨とする私も、全てを鳥のえさに捧げるほど慈悲深くはありません。もうちょっと干しておきたいとは思いつつも、外から室内に引き揚げる決断をせざるを得ません(写真③)

    今年もあと残すところ1週間。来年はどんな「農」との出会いがあるのでしょうか。楽しみです。

                    


    20081217_0115.jpg                

    20081117_1548.jpg                


    20081207_0071.jpg

    冬至の蔵王

    昨日から私の所属する野球チームの納会があり,蔵王の麓の温泉に行ってきました。

    蔵王からの帰りに蔵王山系がとてもきれいに見えたので撮ってみました。

    携帯カメラでの画像です。

    下の写真は撮影風景?です。ワイド画面のサイズを変更したら,なんだか画像全体が水平方向に縮んでしまいました。

                                           そごう

     
    冬至の蔵王2.JPG
    冬至の蔵王1.JPG

    梅原市長のタクシーチケット問題(その4)

     

     梅原市長は市長給与を半分にカットする条例を承認してもらって幕引きを図りたい考えのようです。でも,いつ,だれが,どこからどこに行くのに利用したのか,どうして第三者に譲渡したのか,は全く明らかになっていません。これではとても地方財政が適正に執行されていたかどうか分かりません。そこで,オンブズマンは,監査委員に随時監査をするよう申し入れることにしました。これは一般の監査請求ではありません。監査委員の職権発動を促す申し入れに過ぎません。しかし,地方自治法199条1項によって,「監査委員は,普通地方公共団体の財務に関する事務の執行・・・を監査する。」としていて,同条5項は「監査委員は・・・必要があると認めるときは,いつでも第1項の規定による監査をすることができる」としています。監査委員が地方財政の適正執行に責任を持とうと考えるならば,自ら職権を発動して随時監査を実施すべきです。監査委員がやる気を見せるかどうか,注目されます。監査委員への申し入れは,12月25日午後3時半を予定しています。

     なお,監査委員にだけ任せてはおけないので,オンブズマンとしては独自調査を進めるつもりです。幕引きを許さないためにも,徹底した調査を行います。
                                          そごう

    クラさんの「農」のある暮らし その8

    ねぎは実に重宝な野菜です。一年を通して消費される、いわば通年野菜です。鍋物の需要が一番多いのかもしれませんが、麺類、冷やっこ、湯豆腐の薬味、味噌汁の具、すき焼きなど、用途は実に多様です。

    「関東は白、関西は緑」と言われるように、関東では主に白い部分を食べる根深ねぎが栽培され、関西では葉の先端部分まで食べられる葉ねぎが栽培されてきました。仙台では岩切の曲がりねぎが有名です。

    根深ねぎと言えば、池波正太郎ファンであれば、すぐに『剣客商売』第1作「女武芸者」の「根深汁」を思い起こすでしょう。

     

    「台所から根深汁(ねぎの味噌汁)のにおいがただよってきている。このところ朝も夕も、根深汁に大根の漬物だけで食事をしながら、彼は暮らしていた。若者の名を、秋山大治郎という」

     

    実に質素な食事なのですが、何か凄くおいしい味噌汁を連想してしまいます。これが筆力と言うものなのでしょうか。

    私も毎年欠かさずねぎを植えるようにしています。下仁田ねぎなどの苗を買って育て、冬の間も食べられるように土を掛けて保存します(写真①)。太いねぎはこれで用が足りるのですが、いつも思っていたのは、ちょっと薬味に使える細いねぎがあればいいなあ、と言うことでした。それが見つかったのです。ねぎとタマネギの雑種の「わけぎ」です。ホームセンターで偶然見つけました。球根から芽が出たものを発泡スチロールの箱に植えて育ててみました(写真②)。適当な長さになったら根元からきり取って刻むと、薬味となります(写真③)。早速、納豆に混ぜて食べました。「わけぎ」の良い所は、切り取ったあとまた生えてくること、球根なので掘り返して植え直すことも可能なことのようです。

                     


    20081126_1633.jpg                
     


    20081204_0051.jpg

                    
    20081207_0074.jpg

    テルさんの「旅」のある暮らし

    1,今回は自己紹介から。                            

     私仙台市民オンブズマン初代代表です。まずこれが言いたかった。 代表を3年やってからは、オンブズマンの実務はほとんどやらず、もっぱら例会が終わった後の懇親会用の料理作りを担当している。オンブズマンには、知に優れ口も達者という人が多い。だから、その何れにも劣る私が会議に参加してもしなくとも大差はない。そう悟った私は、では私にもできる貢献はとつらつらと考えたところ、上記の貢献策を思いついたという訳である。
     例会の日には、本業を4時半頃には切り上げ、瞬間身も心も料理人に変身する。事務所に備え付けの何冊かの料理本から、3~4種類の簡単レシピをメモして、デパート等の食材売り場に直行。両手にビニール袋一杯の食材を買い込んで、例会場となっている朝市ビル内の宮城地域自治研究所の事務室に急行する。すでに5時半を回って居ることが多い。直ちに事務所のドアー向かいにある湯沸場を厨房代わりにして料理に入る。何しろ湯沸場だから火元二つの小さなガスコンロと小さな流し場しかない。ここで、2時間位の間精神を統一して調理に臨み、15人前から20人前の料理を3~4品作り上げるのである。味や見た目は別として、この時間でこれだけの品数を作るのはなかなかの技で、一朝にしては出来ないであろう。(同僚小野寺信一君も近時料理に目覚め、この料理担当をしたことがあるが、まだまだ時間の点で私と2~3朝の差がある。どうか精進を重ねて追いついて下さい)。

     料理の現場を見たら誰しもビックリするに違いない。何しろ場所が狭いから、鍋、釜、フライパンや、切り刻んだ食材、出来上がった料理の置き場所がなく、必然的に唯一の空間である足下の床に所狭しと置くことになるのである。これは決して美しい光景とはいえない。仮に、この現場を保健所の人に見られたら、即、営業停止処分を受けるであろうし、過敏性潔癖症候群の人が見たら、料理を口にしないであろう。しかし、会議に夢中のオンブズマン諸兄は、料理が出来上がる過程を見ていないので、何とも言わずに、時には「美味い」などと言いながら食べてくれている。有り難いことである。           この間、オンブズマン結成15周年記念の行事をやったから、これをもう13年も続けている計算となる。例会は月1回だから、合計すると160回以上、料理数にして最低に計算しても480品。有森裕子さんではないが、これはもう自分を褒めたやりたい位だ。
      問題は、この料理作りがオンブズマン活動にとって、どの程度の貢献になっているかであるが、まあそれ相応にはなっているんだろうと勝手に思っている。何しろ、会議が終わるや否や、会議室は宴会場にと早変わりし、私の手料理を肴にして種々雑多な話に花が咲き、談笑が続くのだから。

    2、では、テーマについて一言                           

     ゴチャゴチャと前口上にお付き合いをさせて申し訳ありませんでした。今度は、テーマとの関わりで一言。言うまでもなく、これは先行して健筆をふるっている庫山さんの「クラさんの『農」のある暮らし」の言い回しっを無断で借用したもの。(ごめんなさい)。 私は、学生時代に、今で言うバックパッカー(当時はカニ族)をして以来、旅が好きになり、しばらく行かないと体全体に悪いガスが溜まったような気分となり、仕事にも気合いが入らない状態となってしまうのである。そこで、やむなく年に何度かの大中小の旅行をしてガス抜きをしているという訳である。また、仕事柄、あちこち出かける機会も多い。
     旅に出れば、誰しもいろんな物を見たり聞いたり感じたりする。要するに書くネタには事欠かない。それもあって選んだものである。「テルさん」は私が足繁く通っている居酒屋で呼ばれている愛称である。
      では、次回から。  

                                           輝雄 

    仙台市民オンブズマン

    事務局 仙台市青葉区中央4-3-28朝市ビル4F 宮城地域自治研究所内 TEL 022-227-9900 FAX 022-227-3267