仙台市民オンブズマン|市民による行政の監視役
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  • (掲載)市議会海外査察判決文

    12月18日に言い渡された市議会海外査察の判決文(仙台地裁第3民事部)を掲載します。

    3つに分けてアップしますので,こちらからご覧ください。

                                     そごう

    判決主文~当事者の主張081218.pdf

    判決裁判所の判断081218.pdf

    判決別紙081218.pdf

    オンブズマンタイアップのあっぷあっぷ座談会7

    「議会ウォッチャ・仙台」について(2)

    司会者:評価については、①議場での態度、②発言(質問)内容、③「開かれた議会づくり」の取り組み、の3点について行い、それに基づいてランキング付けをし、結果を市民に公表すると言う予定になっています。この点については如何でしょうか。

    081227議会ウォッチャー2.jpg

    「議会ウォッチャ・仙台」発会式風景2

    S:現在は、今述べた3点を、より充実させるべく研究しながら進めていると言った状況でしょうか。

     自治体のレベルは民度を表すと言いますか、議会の質がその自治体のレベルを決定するといっても過言ではないと考えます。議会の質の向上は、議会および議員の日々の努力もさることながら、議員を選んだ私たち市民の、外からの監視・評価もきわめて重要だと思います。

    L私が傍聴に行ったときのことですが、実に驚いたのが、議事中に離席はまだ良い方で、居眠り、これも静かで良いかもしれませんが(笑い)、困るのはおしゃべりです。

     これらの行動をとる議員はだいたい決まっている。

    Mヤジは如何でしょうか。けっこう腹立たしい感じのときもありますが・・・。

    L:時としてブッ倒れそうになるヤジもあると思いますが、僕は議論活性上、一定程度は許されると思っています。もちろんKYですよね。

    MKYって、「その場の空気を読んで・・・」と言う事ですよね。議場の空気を読んで議論に参加するのは、議会に限らず会議やミーティングでは必要ですね。

    S:いずれにせよ「議会ウォッチャ・仙台」のあり方としては、しっかり議事活動をしている議員さんに目を向け評価するようにしたいですね。

     あら探しの点数ではなく、市民の代表者としての評価、プラスの面を評価して差を見るのが良いように思います。

    (つづく)

    オンブズマンタイアップのあっぷあっぷ座談会 6

    「議会ウォッチャ・仙台」について(1)

    司会:タイアップでは美しい仙台を創る会、宮城地域自治研究所の三者で仙台市議会の傍聴をする活動を行なっております。

     この「議会ウォッチャ・仙台」が発足したのは今年(2008年)の4月8日です。その目的は、議会の傍聴などを通して、議会・議員を住民の立場から監視、評価し、住民に開かれた、住民の意向の反映される議会をつくりあげることとしています。

     それについて皆さんの感想などお聴きしたいと思います。

    081227議会ウォッチャー2.jpg

    「議会ウォッチャ・仙台」発会式風景1

    L:昨年の11月14日に神奈川県相模原市で「相模原市議会をよくする会」の代表、赤倉昭男氏を講師に議会傍聴の意義や方法などについて勉強を行ないましたが、以来何度か議会傍聴に足を運びました。

     実は、私は性格的にも肉体的にも心臓が弱くて(笑い)、市議会の本会議場に行くのに本当に息が上がってしまうんです。エレベータも、市本庁から回らなければならないし、車いすの方だったら大変ですよ。

    S:「議会ウォッチャ・仙台」では手始めとして「傍聴者環境づくりのための申し入れ」を、今年の4月16日におこないました。その中に「高齢者、障がい者などが議場にアクセスしやすいように、エレベータの設置など、議場のバリアフリー化を推進すること。」と言うことも入っております。特に車いすでの傍聴が可能なように、8月25日「車椅子用階段昇降の設置についての申し入れ」をしましたね。

    司会者:それについては12月18日付けで、建築基準法適合値を確保出来ないと言うことで、従来通りの、階段を手押し車のように支えて上がり下りするバッテリ式車椅子用階段昇降で対応する旨回答がありました。

    M:4月の申し入れでは、このこと以外にも傍聴席の拡張や配置の改善、会議資料の配布、住所・氏名の記載廃止、写真機、録音機、望遠鏡の使用可など傍聴規制の大幅な緩和などを申し入れていますが・・・。

     これは神奈川県の相模原市議会や北海道の福島町議会などで取り組まれつつあると聞いています。

     私たちの選んだ市議会議員さんたちが代表者としてどれだけ頑張っているか、きちんと評価するには市議会を傍聴するしかないのではないでしょうか。

     その意味で議会事務局は、市民の傍聴環境の整備には「出来ない」ではなく「するにはどうするか」取り組む責務があると思います。

    司会者:「議会ウォッチャ・仙台」としてもこの件に関しさらに対応を検討していくことになると思います。

     次に、議会・議員さんたちの評価について、お話をして頂きます。

    (つづく)

    仙台市民オンブズマン

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