仙台市民オンブズマン|市民による行政の監視役
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  • 県議会費用弁償訴訟(6)

     9月24日、県議会の費用弁償について裁判がありました。

     前回期日、県議会議員が補助参加し、今回まで県議会議員の側からの主張がなされる予定でした。しかし、県議会議員からは、従前の被告の主張を繰り返す程度の主張(訴訟要件?)しかなされませんでした。

     ただ、県議会議員の準備書面によれば、「本案の主張も準備中」とのことでしたので、県議会議員からの費用弁償の中身についての主張は次回まで持ち越しとなりました。

     次回期日は、11月16日となっております。県議会議員がどのように主張するのか楽しみなところではありますが、仙台市民オンブズマンとしては、今後、積極的に費用弁償の不合理性について明らかにしていく予定です。

    【最高裁で勝訴確定】仙台市議会政務調査費訴訟

    昨年11月11日に勝訴判決(控訴審判決)がでていた件で,10月2日,最高裁は,仙台市側の上告を棄却しました。これによって,控訴審判決が確定しました。

    仙台市議会の各会は,仙台高裁が認定した事実を真摯に受け止め,反省すべきです。そして,違法だと指摘された約470万円をきちんと返還すべきです。
    また,このような結果になったのは,仙台市議会が未だに政務調査費の使途基準をきちんと整備しておらず,各会のルーズな使用を許しているからです。既にオンブズマンは,07年11月に仙台市議会議長に政務調査費について申し入れていますが,仙台市議会はこれを無視し続けているのです。
    申入書はこちら→申入書071127.pdf

    今回の判決では,共産党会派を除く全ての会派に違法支出が認定されたのです。厳格な使途基準を作ってそれを各会派に遵守させ,領収書や報告書を完備して市民に公開することが必要です。それらをきちんとやってこそ,議員の先生方は正々堂々と胸を張れるのではないでしょうか。仙台市議会に自浄能力があるのかどうかが問われています。
                               そごう

    クラさんの「農」のある暮らし その22

    田舎(湯沢)の家の庭には、ナツメの古木があります。

    幹の周りは1メートル以上です。おそらく樹齢は100年を優に超えているでしょう。

    枯れ枝も目立つようになってきましたが、今でもそれなりの実をつけて、存在感を示しています

     


     
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    ナツメの樹には、いろんな思い出があります。

     

    小学生の頃、学校から帰るとかばんを置いて、ナツメの樹に登り、赤みを帯びて熟した実をポリポリおやつ代わりに食べたものです。最近はほとんど加工用に利用され、生で食べることも少なくなったナツメの実ですが、子どもの空腹を満たしてくれた時代もあったのです。

     

    そうそう、縁側にラジオを置いて、ボリュームを一杯に上げて、水原監督時代のジャイアンツの試合を、ナツメを食べながら樹上で聴いたこともありました。

     

    これも小学生の頃ですが、枝から枝に渡ろうとして足を踏み外し、ものの見事に落下したこともありました。背中を強打し、しばらく呼吸困難に陥り、周りの人々をハラハラさせたことを、昨日のことのように思い起こします。

     

    こうした記憶があるからでしょうか、ナツメには思い入れが強く、自宅の庭にも植えて眺めています。

    ナツメの実が赤みを帯びてきました。小枝から実を取って齧ってみました。懐かしいりんごのような味が口一杯に広がります。

     


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    幼き日の記憶を紡いでくれるナツメの古木、まだまだ現役で活躍できるよう、見守っていこうと思っています。

    仙台市民オンブズマン

    事務局 仙台市青葉区中央4-3-28朝市ビル4F 宮城地域自治研究所内 TEL 022-227-9900 FAX 022-227-3267