仙台市民オンブズマン|市民による行政の監視役
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  • 宮城県議会議員候補者に対して,政務活動費のインターネット公開についてアンケートを実施します

    事務局長の畠山です。

     

    平成27年9月27日,『本当に必要なの?その政活費』と題してフォーラムを行わせていただきました。

     フォーラムでは,政務活動費について適正支出を確保するためには政務活動費関係資料,すなわち①収支報告書,②活動報告書(政務調査研究について具体的に記載した報告書),③出納簿又は会計帳簿,④領収証及び支出伝票等の資料をインターネット上で公開することがぜひとも必要であるとの結論に達しました。
     そこで,宮城県議会議員の候補者方に,政務活動費関係資料のインターネット公開に関すしてどのような考え方を持っているか,アンケートを実施させていただくことにしました。

     10月15日(木)までに回答をお願いし,速やかに集計,報告する予定です。

     

    アンケート.pdf

     

     

    選挙管理委員会報酬調査結果

     当オンブズマンでは,宮城県,仙台市の非常勤の行政委員が,勤務実態に見合った報酬を受け取っているかどうかを明らかにするため,平成25年度において,宮城県,仙台市の選挙管理委員会の委員長・委員の日給,時給が全国で何番目なのかを調査すべく,添付のような調査票を各道府県と各政令指定市の選挙管理委員会へ送付し,回答してもらいました。

    選挙管理委員会 調査表.pdf

     その結果,宮城県の場合,委員長は日給3万7077円で33位,時給1万4781円で31位でした。委員は日給11万3680円で8位,時給5万0390円で16位でした(ただし一部無回答の県あり)

     仙台市の場合,全政令指定都市中,委員長は日給6万7814円で6位,時給5万4505円で5位でした。委員は日給8万3194円で4位,時給10万4749円で2位でした(ただし神戸市は一部未回答)。

    行政委員(道府県).pdf

    選管用 別表.pdf

     

     特に仙台市の選挙管理委員会の委員が時給10万円超というのは,仙台市の苦しい財政事情や震災復興が遅れていることを挙げるまでもなく,市民感覚から明らかに乖離していると思います。

     宮城県は平成27年2月の定例会で条例を改めたようなので,現在はもっと報酬が低くなっているはずですが,仙台市はそのままです。

     仙台市の選挙管理委員会の委員は,先の水増し事件に端を発して,監督能力のなさの露呈した上,第三者委員会に再発防止策検討を丸投げし,委員長が辞任したのを尻目に任期を全うしそうな勢いです。それで時給10万円超は明らかにおかしいですよね。

     仙台市も全国の多くの例に倣い,少なくとも日額・月額併用制には,速やかに移行して欲しいものです。

     この調査では,全国の選挙管理委員会事務局職員の皆様にご協力いただきました。末尾ではありますが,心より御礼申し上げます。

                                     甫守

    平成27年9月27日(日)午後1時~市民フォーラムを開催します

    仙台市民オンブズマンです。

    仙台市民オンブズマンでは,下記の日程で,市民フォーラムを開催することになりました!

     

                記

    日  時:平成27年9月27日(日)午後1時~5時

    場  所:仙台弁護士会館4階

    タイトル:「本当に必要なの?その政活費」

    (入場無料,予約不要です。)

     

    兵庫県の号泣議員の事件(現在公判中)もあり、今「政務活動費(旧・政務調査費)」のあり方が注目されています。

     仙台市民オンブズマンは、かつて宮城県の政務調査費の支出の適正をめぐって訴訟などで激しく争った末、平成21年3月、県議会に政務調査費の改革をすることを約束させました。その後、宮城県議会は政務調査費の支出について「後払い方式(会派がチェックした上で適正な支出と認められる場合に支払う)」を導入し、また「政務調査費の手引き」を改訂し使途基準を明確にしました。

     これで宮城県の政務調査費は大丈夫と思ったのもつかの間、仙台市民オンブズマンが平成24年度の政務調査費を調査したところ、がく然とする結果が出てきました。

     政務活動費とは何なのか。そもそも必要なのか。適切に使ってもらうためにはどうしたらよいのか。宮城県議会の改選期を前に県民の皆様に考えていただきたいと思い、このフォーラムを企画しました。

     

    1 基調報告(宮城県議会の政務調査費(平成24年)の実態

    2 基調報告政活費をチェックする第三者機関についての調査

    3 パネルディスカッション

    コーディネーター 野呂圭(仙台市民オンブズマン代表)

    パネリスト 若林雅人(河北新報編集局報道部記者) 

          内田隆(全国市民オンブズマン連絡会議 事務局)

                          庫山恆輔(仙台市民オンブズマン)

    畠山裕太(仙台市民オンブズマン事務局長)

     

    どうか皆様,ふるってご参加下さい!

    チラシ.pdf

     

     

     

    仙台市民オンブズマン

    事務局 仙台市青葉区中央4-3-28朝市ビル4F 宮城地域自治研究所内 TEL 022-227-9900 FAX 022-227-3267